普段は曲を作って各サイトにアップロードするだけというきわめて地味な私の音楽活動ですが、地味は地味なりに2014年はいろいろありました。せっかくなので振りかえってみます。
VOCALOTRACKSから配信開始
対外的にいちばんおおきかったのはやはりVOCALOTRACKSからの楽曲配信開始。まさか自分の作品がiTunes Storeのカタログに並ぶとは(レコチョク他でも配信中です、念のため)。
もちろん売れている様子は皆無ですが、さまざまな国のいろいろなWebサイトで配信される様子をうかがうのは興味深い経験でした。
配信開始にあわせて入り口をすこしきちんとしようとサイトリニューアルも敢行。ちなみに今年はサイト開設十周年……すっかり忘れてました……
海外の方と縁
2014年は海外の方と縁があった年でもありました。2月には8tracksに「呼ぶ声を、いま」の登録を確認(http://8tracks.com/tracks/23458217)。7月には「巡る夜明けに」をポッドキャストに取りあげていただきました。
9月にはお誘いいただいてDZZさんの“Resolution”に歌詞とボーカル素材で参加。
“Resolution”は12月にリリースされた“So Far Away EP”にも収録されました。お聴きいただければ幸いです。
SoundCloudでのCreative Commonsグループ参加
ドミニク・チェン氏の『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック』(フィルムアート社)を読んだ勢いでSoundCloudのCreative Commonsグループに参加したところ再生数が急増(当社比)。CCの影響力をあらためて感じました。
note参加
テキスト以外のメディアも扱いやすく、また販売プラットフォームとしての側面もあるあたらしいSNS、note。ひょんなことから公開直後にその存在を知り、試しに登録。基本的には既存作品の再投稿や新作の同時投稿に使ってますが、容量を気にしなくてよいのでごくたまにnoteだけの新作投稿もしてました。次がそれ。
しかし運用がどうも信が置けない感じなので、今後は積極的な利用は控える方向で考えているところです。
キャラミんOMP / Studioモーションデータ不正利用の影響
残念ながらネガティブな話題も。動画作成にたびたび使っていた「キャラミんOMP / Studio」でモーションデータの不正利用が表面化し、不正利用対応前の版で作成した動画の削除要望が出されました。
権利関係の取りあつかいは日々むずかしくなるばかりとはいえ、本件は少々脇が甘かったとしか言いようがない事態。ただ販売元のAHSの対応が迅速かつ誠実だったので、要望に応じて動画を削除しました。けっこう再生されていたものもあって(当社比)残念でしたが。再作成は気分が乗らず一向に進みません……
……とまあこんなところでしょうか。最後に作品公開時のエントリのリンクをあげておきます。
- 今度はなんちゃってジャズ
- Letter to
- Tribute to Takano Hiroshi 25th Anniversary
- I wish everyone will find new hope.
- KORG M01Dの限界に挑戦(ただしある意味で)
- 小品計画
- ハイブリッドと言えば聞こえはいいですが
- 夏の終わりのストーリーが
- ハチクロ読破の影響が
- My First KORG DSN-12 Study
- もったいないお化けが出ないように
- 秋の気配が漂いはじめた今日このごろ
- 単独作は通常運行
- 普段使わない音色を使おうシリーズ
- KORG DSN-12 “Lissajous” Study
- これから迎える冬の朝に
2014-12-18(Thu)追記: さらに一曲公開しました。