ひさしぶりの歌ものです。
(2024-09-02(Mon)追記: この位置にはmp3再生用オーディオプレーヤーを配置していましたが、リソース整理に伴って削除しました。動画をご覧ください)
最初のベースのフレーズを思いつきまして、M01Dに入ってるギターのコードカッティング音とあわせたらけっこういい感じになったので、そのままDS-10での曲作りみたいな感じでかたちにしたのですが(構成や曲の短さにその痕跡あり)、ふとこのシンプルなメロディに言葉を乗せてみたらどうなるかと思いつき、方針転換してMegpoidに歌わせることに。
いやしかしこれが呻吟しました。サウンドがきついこともあり最初にきつい言葉が出てきたのですが、いままでの歌ではきつい言葉に縁がなかったので続きが出てこない。言葉が出てこないから流れができない。どうにかならないかと思いながらとにかく譜割にあう言葉を挙げ続け、そのうちに流れを見いだせるまでになりまして、最終的にはなんとかつじつまをあわせました。ああくたびれた。
曲調から言ってMegpoid Whisperの声がそのままではあわないのは明白だったので、エフェクト設定は既定路線。作業をはじめる前はオーバードライブかディストーションかと思っっていたのですが、なんとSONAR X1 LEにはどちらもないのですね。まあここは普通じゃない声になればいいので、いろいろと試してみた結果、エキサイターとフェイザーの組みあわせで行くことに。うまい効果が出ていればおなぐさみ。
手癖といままでやったことのないことが組みあわさった結果新機軸と言えなくもないような気がしないでもないのですが、さて、いかがなものでしょうか。作り手として意外だったのは言葉が当初の想定よりずっと聞き取れる点で、VOCALOID 3の能力の高さをあらためて認識しました。
しかしこんなサウンドではキャラミんで踊らせる気にならず、かといって別のネタも思いつかず、動画は後回し……
(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)
2014-05-10(Sat)追記: なんとか思いたって動画も作成しました。MikuMikuMovingで作った簡単な動きをHitFilmでシルエットにしてエフェクトをかけるだけ、と言葉にすると簡単ですが、こんなのでも構想が生まれるのに手間がかかるんですよねえ。エフェクトはHitFilmでできることをいろいろ試してみたという感じで素人丸出しですがいまのところは気にしません。
2014-10-15(Wed)追記: VOCALOTRACKSから配信開始されました。
2016-02-08(Mon)追記: この曲を含むアルバム"Little Wish"をリリースしました。