――「かすかな望みをいま放つ」
というわけで M01D+GUMI の新曲、"星屑降る地より"を公開しました。
拙作にreminds me of the synth in bjork tracks
とのコメントをいただいたこともある私ですが、ビョークはDebutとPostをリアルタイムで、リリース後しばらくしてからmedúllaを聴いたくらいでよいリスナーとは言えませんでした。エレクトリックミュージックの創作に携わるものとしてこれではいかん、と一念発起してhomogenicとvespertineを入手したのが今年の冬、結果生まれたのが本作の A パートの原型。しかし途中でおおきく展開させたくなって、結果ビョークとはだいぶ雰囲気の違うものになったように思います。ピッチスナップモード初使用作で、音程が低いとあんまり効果的に機能しないということを学びました。全体にディレイをかけたのはお察しのとおり YMO"UT"を想起してのものでございます。
動画のほうはThe Book of Shadersで紹介されているセルラーノイズに手を加えたものにキャラミん Studioと HitFilm でちょっと味付け。セルラーノイズのほうは乱数生成など完全に入れ替えたのですが、表現に違いの出てくる変更ではありませんね、はい。まあフラグメントシェーダーの理解が深まったのでよしとします。
次はインストになる見込み高し。
(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)
2020-11-23(Mon)追記: この曲を含むアルバム"Rainbow Future"をリリースしました。