気まぐれメモランダム / でたらめフィードバック

2017年の投稿

iZotope Ozone 8 Elementsを使ってみた

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先日公開した『しるしのゆくえ』でマスタリングに使用したiZotope Ozone 8 Elements、Web上にあまり日本語の情報がないようなのでレビューを簡単に。このOzone 8 Elements、名称からはOzone 7 Elementsのバージョンアップ版に思えますが、Elementsの機能制限のしかたが7と8でだいぶ変わっているため、かなり違ったものになっています。Ozone 7 Elementsの売りは豊富なプリセットで、ユーザーにできることはプリセットの選択とEQおよびダイナミクスの適用量調整のみ。一方Ozone 8 ElementsではOzone 7 Elementsにあったプリセットのうち著名マスタリング・エンジニアの手になるSignature Presetsがばっさりカットされ、替わりに各エフェクターが普通に編集できるようになっています。エフェクターも、Ozone 7 ElementsではEQとダイナミクス(マキシマイザー)の二種類でしたが、Ozone 8 Elementsではイメージャーも利用できるようになっています(イメージャーは…
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いつかその涙が - GUMI+M01D"しるしのゆくえ"

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――報われる日が来ますように、そう願って。しるしのゆくえ(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4)これは苦労しました。曲は手癖の範囲で済みましたが、まず歌詞で難航。歌ものはひさしぶりということもあったかと思いますが、最近口の開きかたなんかが気になりだしたりしまして、なんかそのまんますぐ言葉になるという感じじゃないんですよねえ。なんとか歌詞をかたちにして Megpoid に歌わせてみたところ、今度は音域低すぎ問題が発覚。まあぎりぎりのあたりで歌わせるのでははじめてではないのでこれまでの経験にのっとってライブラリの選択とジェンダーファクター調整を行ったのですが、今回は一部歌詞で低域のイレギュラーな増幅が発生して取れません。しょうがないので VOCALOID4 Editor での手当てはあきらめて DAW の EQ 低域をばっさりカット。結果当然のことながらダイナミクスが大幅に変化したので、普段書かないくらいこまかくオートメーションを記入、これでようやくまとまりました。他にヘッドフォンで行った仮ミックスをスピーカーで聞いて根本的に変更したりもして、うーむ、なんでこんなに苦労するのか、ぜんぜん成長してない気が………
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融けて消え入ってしまえば - M01D"Melt into"

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――忘れられないのでしょうか、それでも忘れ去られてしまうのでしょうか……Melt into(Processing sound visualization study)業務中にバスドラとリムショットの基本的なパターンを思いつきまして、反芻していたらベースやピアノパッドやのフレーズも思いついてあっというまにかたちになりました。忘れずにいるのがたいへんで、業務終了後コンビニのイートインコーナーに駆けこんで急いでメモ。記録し終わったときにはほっとしたものです。その後他のものを並行して進めたりしていたのでちょっと停滞したのですが、十一月に入って専念することで完成にこぎつけました。動画のほうは、3D オブジェクトをまわすのがまず第一目的。自作 Sound Visualizer を作りなおしはじめてから
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My music in SoundCloud playlists

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いつからか SoundCloud の統計にプレイリスト経由の再生数が表示されるようになりまして。私の作品をプレイリストに登録する人などおるまいとまじめに見ていなかったのですが、気づいてみるとそれなりに記録が残されていました。せっかくなのでまとめておくことにします。なお以下の情報は本エントリ作成・更新時点のものであり、閲覧のタイミングでは変更の発生している可能性があります(私のほうでも SoundCloud から削除したりしますので……)。また曲名のリンク先はYouTubeです。「廻る夜明けに」を含みますした(プレイリストは削除されています)。「スナップショット」を含みますした(同曲をSoundCloudから削除済み)。…
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灰燼からふたたび - M01D"Under the Ruins"

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――なにかが蘇ることもあるでしょう……Under the Ruins最近フレーズ思いつきモードになっていて、これも美術展を鑑賞していたら後半のアルペジオが出てきたもの。忘れないように頭の中で繰りかえして鑑賞後コーヒースタンドに飛びこんで(<-誇張あり)メモしてみたら普通の譜割りじゃなかったので、頭をひねりながら他の音を置いていきました。テンポは一定でグリッドには収まっています。また音色 A.Piano に深めの内蔵リバーブがうまく効いたのでレベルをノーマライズした以外はそのまま、録って出し。こういうの、個人的には好きなんですけど、まあ世の中的には受けないんでしょうねえ。タイトルは、特に意識しなかったのですがスティング"Fortress around your heart
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普段使わない音色を使おうシリーズの覚醒 - M01D"Slow Sliding"

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……と、まあスター・ウォーズネタも切れつつありますが。Slow Sliding(Processing study)KORG M01Dでのインストはひさしぶり。基本パターンは今年の二月に作成していたのですが、その後ほったらかしにしていたのでした。最初のモチベーションはいつか使おうと思っていた音色 BowBowBass の使用で、展開を作りたくなかった(特にベースは動かしたくなかった)のでトラック出し入れ系でまとめ、トラックに余裕があったのでロングトーンで音色が変化する LPFSweep と HPFSweep も併用して普段使わない音色を使おうシリーズの完成、という感じです。本当はメロディにあたるフレーズを入れずになんとかできないものかとも思っていたのですが、力不足で及ばず………
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すぐれた物語が覆い隠すもの - "Hidden Figures"(『ドリーム』)と、『この世界の片隅に』と

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邦題が話題に、というか騒ぎになった映画『ドリーム』、幸いなことに比較的近くの劇場にかかったので鑑賞しました。原題の訳しにくさはあるとはいえ、やはり邦題は適切ではないと言わざるを得ない内容。しかしその点を置いておけば、実話ベースであることがどれだけ有効に機能したかはわからないものの、人種差別問題をうまくエンターテインメントに昇華したすぐれた作品でした。機会があれば鑑賞をおすすめします。キルスティン・ダンストはいい年の重ねかたをしているなあ。とはいえ見終わってそんなにすっきりした気分にならなかったのも事実。エンターテインメント作品として文句を言う気はないのですが、社会問題を取りあつかった作品としてはやはり美しくまとめすぎという感はぬぐえません。…
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心地よい休日の朝に聴きたいアルバム二選

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皆さんはよく晴れた休日の朝にはどんな音楽を聴きますか? 私のお気に入りはこんな感じ。

マナフォン(デヴィッド・シルヴィアン)

これは逸品。即興をベースにした音数の少ないゆったりした演奏をバックにデヴィッド・シルヴィアンの低い声が静かに響きます。普通のポップミュージックからはかけはなれたことをやっているのに普通に聴こえるのがすごいところ。しかも開け放した窓から聞こえる音が入り混じってもまったく気になりません。なんという懐の深さ。おすすめです。iTunes StoreやApple Music他だとない曲があるので、できればCDで。

4 to 3(小川美潮)

多くの人が認める傑作、小川美潮のこのアルバムも。スムースな演奏と曲によって調子を変えるカラフルな歌声は憂鬱をひととき忘れさせてくれる魔法のよう。のんびり過ごすによし、作業のお供によし。一日を心地よくはじめるのにぴったりです。こちらはApple Music他でも全曲聴けます。…
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目指せ中二病(?) - GUMI+M01D"閃光、軌跡なして"

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選ばれしものよ、世界を救え!とかなんとか。閃光、軌跡なして(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4)出だしのベースのフレーズを思いついたのでそこから順番に固めていきました。後半もうすこしこった構成にしようかとも思ったのですが、言葉数が多めだったのでくどくなってもいかんということで短めに済ませることに。しかしなぜ私はこんなにギターの音色を使いたがるのでしょうか。歌詞は、アニメの主題歌みたいにしようかと思っておおげさになるようにしてみたつもりですが、さていかがなものでしょうか。動画もおおげさになるように、キャラミん Studioの生成モーションに『まるごと FREE でつかえる動画素材 123neo』と『まるごと FREE でつかえる動画素材 123 FULL
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GUMI+M01D music are in store now(一年ぶり四度目)

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今年も株式会社インターネットのレーベルVOCALOTRACKSが配信楽曲の募集を行いまして。http://vocalotracks.ssw.co.jp/contest/megpoid_2017/三曲配信していただくことになりました。Message fromWasted Blueあたらしい望みに向けてこれで配信していただいているのは計12曲。Sad Juno さんのプロフィールと作品LINE MUSICAWA MUSICなどの定額制サービスでも配信されておりますので、サービスを利用されている方々におかれましては、たまに気にかけていただけるとたいへんありがたく存じます。(これまでの作品は「はりぼてミュージアム
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低音のよく聞こえる環境で - DSN-12"Withstand"

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――お楽しみください。Withstand(KORG DSN-12 study)構想中の作品の試作をはじめたところ思いがけない音が鳴りはじめたので独立させてまとめました。構想中の作品はあとまわし。正直聴く人はあまり関心がなさそうな気がするのですが(とほほ……)、作り手としてはもっとよくできるんじゃないかという気がしているので、この路線は継続して追求したいところです。(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)
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祝人類補完機構全短編邦訳刊行完結

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先ごろ発売されました『三惑星の探求──人類補完機構全短篇3』を持ちまして、コードウェイナー・スミスの全短編の邦訳刊行が完了しました。あなうれしや。未訳作品の役者が伊藤典夫氏でないのは残念ですが、代わりが酒井昭伸氏であは文句のつけようがありません。それに、率直に申し上げて伊藤氏の翻訳を待っていたらあとどれだけかかったか……『第81Q戦争』の訳者あとがきで「近いうちにお目にかけることができると思う」と書かれて早二十年……ただ本の作りには少々言いたいことが。短編によってコメントがついたりつかなかったりして、しかもそのコメントに筆者名が付されていないというのはなんとかならなかったものでしょうか。コメントのあるものは"The Best of Cordwainer Smith"所収の作品で、故に筆者は同短編集の編者であるジョン・J・ピアスである、なんてことは予備知識がなければわからないでしょう。それにコメントを入れたのなら年表も欲しかったところ。またこれは完全に趣味の問題ですが、大野万紀氏の解説は萌えや二次創作といった話題に力点を置きすぎに感じました。…
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レビュー: 立岩、杉田『相模原障害者殺傷事件 ―優生思想とヘイトクライム―』(青土社)

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立岩真也と杉田俊介の著書『相模原障害者殺傷事件 ―優生思想とヘイトクライム―』(青土社)を読了しました。アマゾンのレビューの評価は妥当でないと思え、私なりの簡単なレビューを投稿したので、こちらにも掲載します(アマゾンでは星は四つにしました)。2017年7月26日に津久井やまゆり園で発生した事件に材を取った本。しかし事件そのものではなく、事件について語る上で踏まえておくべきものごとについて記されている。主な担当は立岩真也が歴史と原理(I)、杉田俊介が同時代性(II)。最後に二人が対話を交わしている(III)。二人は論考でも対話でも対照的で、その距離の隔たりが決して大部ではないこの本にふくらみを与えている。一般的に自明とされている前提も決してそんなことはないのだと立岩は指摘し、容疑者の考えに同調する人々や近い世代の人々の起こした犯罪、ヘイトスピーチのはびこる世相との関連について杉田は思いをめぐらす。…
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暑い夏に - GUMI+M01D"夏色夢模様"

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のんびりした曲など、ひとついかがでしょうか。夏色夢模様(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4 Power)Phase Transitionリリースの際に某氏Culvertへのお褒めの言葉をいただきまして、調子に乗ってレゲエっぽいリズムから発想。しかしあがってみたらあんまりレゲエって感じじゃなくなりました。まあ真夏の雰囲気は出せたんじゃないかと。曲も歌詞も普段よりはのんびりした感じになったので、動画も気楽に作りました。キャラミん Studioでモーションをがっつり入れたのははじめてかも。次はインストの可能性高し。(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)2018-02-08(Thu)追記: この曲を含むアルバム"Snapshot"をリリースしました
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DSN-12スタディ継続中 - DSN-12"Within"

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ただし今回は前作より音楽的かも。Within(KORG DSN-12 study)最初のフレーズから他のフレーズを思いついて組みたてていった感じで、トラック出し入れ系というよりもフレーズ組みたて系ですね。Withoutほど音色が素朴でないせいか、特に後半フレーズも素朴でない感じになっています。もっとストイックに行ったほうがよかったかも。LFO のサンプル&ホールドを使ったのはたぶんはじめてで、今後はもっと活用しようと思いました。(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)
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Waveformの動画機能は使えるか?

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2011年10月に公開したエントリ、SONAR X1 LEの動画機能は使えるか?へのアクセスがいまだにそこそこあるので、二匹目のドジョウ狙いでWaveformについても触れておきましょう。先のエントリを記した際は知らなかったのですが、DAWの動画機能の主な目的は完成した動画に音楽をあわせることで、Cubaseにも機能があったりします。いまどきのDAWなら用意してあたりまえだよね?という感じかもしれませんが、Waveformの同機能は率直に言っておまけの域を出ないと言わざるを得ません。以下その理由を簡単に挙げますと……タイムコードは秒 / フレーム(24 / 25 / 30)表示に対応ただし切り替えると「カーソルを左に」「カーソルを右に」の移動単位が5秒に…
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Processingで坂本龍一"async"ジャケット風画像を生成する

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8 年ぶりということで話題になっている坂本龍一氏のアルバム"async"、いまとなってはファンというわけでもないので私は聴いていませんが、ジャケット風の画像は作れそうな気がしたのでちょっと試してみました。コードは次:結果はこんな感じ:……えー、つまり元の写真のセンスが大事ということですね、これは。とほほ。また"async"のジャケット画像作成に用いられている高谷史郎氏の toposcan という技法は、こんな簡単なコードでは再現できない複雑な処理をやっている、のでしょう。たぶん。2018-04-01(Sun)追記:コードをGitHubGistに移動しました。
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差別や中傷に傷ついた人たちに - GUMI+M01D"ささやきの渦を"

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届きますように、と願って。ささやきの渦を(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4)冬のある日の外出間際に C メロの元になったフレーズを思いつき、あわててメモしてとりあえず外出して、その後比較的間をおかずに手をつけたのですが、そのときはあまりいい感じにならなかったのでとりあえず保留にして、いまになってあらためてかたちにしてみました。最初考えた A メロを破棄したりテンポを早くしたりでけっこう変わってます。今回から PC での作業はWaveformです。Tracktion 5 からも期間限定でアップグレード価格で購入できるという案内が届いたので、Waveform というよりはバンドルのDAW Esseintials Collection目当てでつい買ってしまいました。機能的に SONAR Artist との併用が必要かと思っていたのですが、とりあえず今回の範囲では問題なし。むしろ DAW Esseintials Collection のほうに慣れるまで時間がかかりそうです。でもまあ DAW もスキュモーフィズムデザインの時代じゃないですよね。…
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HitFilm Express 2017リリース

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2017-05-20(Sat)にHitFilm Express 2017の報が届きました。ニュースレターにはオーディオ系の機能強化や4Kサポートなどがうたわれています。早速ダウンロードしてみたところ、インストールイメージがずいぶんちいさくなっていました。インストールした直後の感じではHitFilm 4 Expressとさほど変わりがないなと思ったのですが、エクスポート機能に大幅な変化が。YouTubeへの直接アップロード機能がなくなり、プロファイルを登録して複数プロジェクトで共有できるようになりました。エクスポートするたびにビットレートを手作業で変更していたので、これはうれしい機能です。エフェクトの数は187が189とちょっとだけ増えていました。その他くわしい更新情報は次のURLをご参照ください(英語):…
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自分なりのDSN-12の使いかたが - DSN-12"Without"

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ようやくわかってきた気がします。Without(KORG DSN-12 study)これまでは原則 DS-10 と同じような使いかたをしようとしていて、どうも締まらないなあと思っていたのですが、池田亮司氏の"test pattern"などを聴くうちに発想が変わってきたので、まずはその方向性をたしかめるための習作として作ってみました。録音もレベルをノーマライズしただけ、DAW による加工なしです。聴いてくださる方がどのように感じるかは正直わかりませんが、自分としては手ごたえを感じたので、この方向性であと何作か試してみて EP でも作れればなあと考えているところです。あ、その前にそろそろ歌ものか……(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)…
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ネガティブな世界に抗うために - M01D"Believing"

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――強い意志で、信じるために。Believing(Processing Sound Visualization Study)最初の決め一発勝負の曲で、途中ちゃんと展開させようかとかメロディをつけようかとかちょっと迷ったのですが、押し切ったほうがよかろうということで短くまとめました。音色もシミュレーション系のみ使用。ギターはそのうち誰かに弾いてもらえるといいなあ。あ、あと貧乏性が鎌首をもたげたのでT-RackS CS Opto Compressorを軽くかけてあります。動画は、Hard to ProtectのそれをベースにSmooth Streamの実装を反映させて調整したらえらく派手になりました。曲調にあった狙いどおりの感じで気に入っております。次は歌もの希望。しかし最近はインスト脳………
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[保留] Vue.jsコンポーネントは文字列"PathFragment"を含むプロパティ名を使えない

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Vue.jsのコンポーネント機能は構文の冗長ささえ我慢すれば現在の標準 JavaScript でも使えて本サイトでも重宝していますが、内部処理とバッティングするのか、プロパティ名に文字列'PathFragment'を含む名前が使えません。値は単に undefined になり、コンソール等にも情報は出力されません。昨日この現象に遭遇して解決に頭を悩ませたので、メモとして記録を残しておきます。2017-05-08(Mon)追記:私の実装が誤っていた可能性も高いので保留にしておきます。
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7th album "Phase Transition" is out now

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七枚目のアルバムイメージ、全編インストの"Phase Transition"を公開しました。Phase Transition by Sad Juno収録作は一作がiKaossilator、一作がKORG Gadget(for Mac じゃないほう)、残りはKORG M01Dです。あるもの全部詰めこんだので 14 曲にもなりましたが、短い曲も多いので全体としてはそんなに長くありません。各曲のリリース時のコメントは次のリンクリストから参照できます:原点回帰の試み、か? - M01D"Sudden Sunshine"
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だらだらだらっと - M01D"Smooth Stream"

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――した曲を作りたかったのです、が。Smooth Stream(Processing Sound Visualization Study)某超有名曲のフレーズを元にしたリフを思いついて、ミニマルなテクノの長い曲を目指したのですが、物足りなくなって長めのフレーズを入れたらぜんぜん違う方向に行ってしまって、結局最初に思いついたリフは登場する機会がなくなってしまいました。まあそういうこともあるさ。前回のインスト同様リバーブはTracktion 5でかけました。すごく薄いので特徴は出てないかも。動画はまたもやレベルメーター系。パーリンノイズで揺らしてちょっとおもしろい感じになりました、が、あんまり汎用的じゃないかもしれません。次もインストです。たぶん。(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)…
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春のディレイ祭り - GUMI+M01D"Wasted Blue"

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いつもより多く響かせております。Wasted Blue(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4)元ネタは昨年11月に思いつきまして、構想もだいたいまとまったのですぐにできるだろうと手をつけたのですが、思いがけず難航したので今月まで放置してました。弾き語りをイメージしたのが敗因。M01Dのギターの音色ではさすがに力不足で……。PCのDAWでなんとかしようかとも思ったのですが、そんなに音源持っていないのでした。気を取りなおして再挑戦して、まあ聴けなくもないところまでは持っていけたかなあという気がしないでもないのですが、さていかがでしょうか。ずっと聴いてると慣れちゃって自分では普通に聴こえるようになっちゃうんですよねえ。制作は、慣れているTempo Delayが使いたかったので…
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普段使わない音色を使おうシリーズの復活 - M01D"Hard to Protect"

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――とはいえほんのすこしだったりして、看板に偽りありですが。Hard to Protect(Processing Sound Visualization Study)仕事行きたくないようと布団の中でまどろんでいるなかでベースのフレーズを思いつき、とりあえずM01Dに入力して試しているうちにいままで使ったことのないPowerChordという音色を発見し、三拍子と五拍子のコンビネーションにすることにしたところでだいたいかたちになりました。上ものはあまりフレーズが思いつかなくてちょっと苦労しましたが。リバーブはTracktion 5でかけました。ちょっと癖が見えた気がするので、もう使わないかも。同社のDAW Essentials Collectionの購入を検討していて、メディア・インテグレーションが早く販売開始してくれないかなあと思っているのですが、さて………
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UbicName解約からお名前.com移管までかかった期間は?

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既報のとおり、本サイトの稼働環境をDTIServersMan@VPSからMicrosoft Azure App Service Web Appsに変更しました。OSがLinux(CentOS)からWindowsに変わりましたが、マイクロソフト他もちょっと前からPHPの稼動に力を入れているので特に問題はありません。手間がかかったのはやはりドメインの移管。利用していた、これもDTIの提供するUbicNameはDTIのサービス専用で他社サービスとは連携できません。かろうじて解約することでお名前.comへの移管が可能。このあたりはこちらではどうにもなりませんので、粛々と手続きを進めるしかありません。その結果がどうだったかといいますと………
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[復帰しました] 稼働環境変更に伴いアクセス不可時間が発生すると思われます

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2017-02-17(Fri)追記:02-17(Fri) 21:20過ぎに復帰しました。予想以上に時間がかかりました。やれやれ。

要旨

本Webサイト稼働環境変更にあたり、手順上どうしてもホスト名のDNS登録を一時的に解除しなければならないため、一時的に次のURLでのアクセスができなくなると思われます:http://www.dbc-works.org/feedback/代わりに次のURLをご利用いただければ幸いです。http://www-dbc-works-org.azurewebsites.net/feedback/

詳細

本サイトはながらくDTIの提供するServersMan@VPSUbicName
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どんな別れであっても - GUMI+M01D"スナップショット"

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――それが最後になるのかもしれないのだけれど、そうは思えるとはかぎらずに……スナップショット(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4 Whisper)入浴中に思いついたメロディが忘れずに残ったのでまとめてみました。歌詞も「街が色褪せても君は鮮やかなまま」という部分はほとんどくっついて出てきたもの。実は音域が Megpoid に向いてなかったりでそこそこ苦労しまして、やっぱりインストのほうがよかったかなあと思わないでもなかったり。制作にはTracktion 5を使用しました――と言いたかったのですが、オートメーション編集機能がよくわからず断念。今回もSONAR Artistです。オートメーションの件は把握したので、次こそは。iZotope Neutrinoも、今回は試してはみましたが使いませんでした。ボーカルに指定してみたところ、あたりは柔らかくなったものの替わりに歯擦音が気になるようになった印象だったので。…
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ミュートトラックのMIDIクリップはエクスポートされない - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5ではMIDIクリップのスタンダードMIDIファイルへの出力はコントロールセクションExportボタン選択で表示されるRender to a file...メニューから行います(フォーマットでMIDI fileを選択)。この操作方法からすると自然といえば自然なのですが、ミュートしているトラックに含まれるMIDIクリップはエクスポートの対象になりません。対象がミュートされているMIDIクリップのみのときはファイルも作成されません。まぎらわしいことに操作は問題なく行え、Render Completeというメッセージまで表示されるのですが……。ファイルが作成されないときはミュート状態を確認しましょう。…
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Material Design Liteのiframe処理をecho.jsで最適化する

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Material Design Lite(MDL)は画像その他のリソースの有無をチェックし、存在しないときは非参照の表示が表に出ないよう調整します。そもそもこの機能がありがたいかは議論の分かれるところだと思うのですが(指定ミスに気づかない可能性が高まりますし)、対象のひとつである iframe 要素では別の問題も生じます。読みこみが二回発生してしまうのです。iframe 要素の参照先は比較的重いコンテンツになるので、これはありがたくない動作です。本来なら MDL が解決の方策を用意すべきだと思うのですが、残念ながら v1.3.0 の時点ではそうなっていません。この現象は遅延読みこみライブラリの利用で解消できます。しかし MDL での遅延読みこみライブラリの利用には別の課題があり、一般的なライブラリはそのままでは使えません。というのも、MDL はレイアウトを調整する際 body 要素の子要素に…
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サイトリニューアルのお知らせ

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ご覧のとおり、サイトをリニューアルしました。目的は通常更新の効率化。リニューアル前は複数のHTMLを手作業でちまちまと編集していたのですが、YouTube動画の参照などをあたりまえにやるようになって手間が増えるようになり、トップページへの最新情報の更新もめんどうだったので、作品データをほとんどJSON化してVue.jsでクライアント側でバインディングするよう変更。ついでにMaterial Design Lite(MDL)適用でデザインも全面的に見直しました。これで前よりも今風になった、はず。99limeのHTML KickStartだとうまく表示されなかったGoogleカスタム検索のコンポーネントも正しく表示されるようになりました。これで…
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レンダリング範囲を指定するには? - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5で音声をファイルにレンダリングする際、何もしないと最後のクリップの末尾でレンダリングが終了し、ディレイやリバーブを使っていると残響が断ち切られます。残響まで含めるにはマーカーで明示的に指定します。マーカートラックにマーカーをドラッグ&ドロップしてマーカーを作成します。マーカーを選択し、プロパティパネルでマーカーの長さを調整します。コントロールパネルで"export"-"Render to a file"を選択します。表示されるダイアログで"Only Render Marked Region"をチェックして"Render"ボタンを選択します。2017-02-25(Sat)追記
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ループ再生するには? - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5でループ再生するにはインマーカーとアウトマーカーを設定します。マーカーの設定はキーボードで行います。インマーカー・アウトマーカーともドラッグで移動できます。ループ再生開始位置にカーソルを移動して'i'キーを押します。ループ再生終了位置にカーソルを移動して'o'キーを押します。画面右下トランスポートセクションのループボタンを選択します。再生します。参照:イン/アウト マーカーとは? どうやって移動するのか?
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