最近のプログラミング・ソフトウェア開発ではリンターおよびフォーマッターの導入とリポジトリコミット時の自動実行は当然かと思います。自動生成されるファイルなどはリンター・フォーマッターの対象とする必要はないため、それらは設定で除外すると最適化も図れます。
除外設定で気をつけたいのはツール間の一貫性です。複数のツールを併用するときは設定を揃えないと途中で処理が失敗します。私は次のケースで遭遇しました。
- リンター・フォーマッターはBiome
- コミット時の自動実行(pre-commit hook)設定はLefthookで設定
- Biomeにのみ除外設定を行ったところ、除外対象ファイルを編集してコミットするときに次のように怒られる
× No files were processed in the specified paths.
Biomeの除外設定はfiles.ignore
で、Lefthookの除外設定はexclude
で行います。設定するときは両者の一貫性を確認しましょう。