Visual Studio Codeには編集しているJavaScriptの型チェック機能があります。TypeScriptの機能の援用ですが、TypeScriptを利用しないプロジェクトでも利用できます。
……という知識はあったのですが、あらためて使ってみようとしたところなかなかたしかな情報にたどりつけずけっこう手間取ったのでまとめておきます。
作業自体は簡単です。次のとおり。
- 「ファイル」-「ユーザー設定」-「設定」(Windowsの場合)を選択
- 「設定」タブが開くので、次をチェック(「ユーザー」にするか「ワークスペース」にするかはお好みで):
JavaScript > Validate: Enable
JS/TS > Implicit Project Config: checkJS
この状態で言語モードがJavaScriptのタブを編集すると型チェック機能が働いて問題があれば報告されます。
次の指定方法はWebでよく見かけますが、TypeScript利用プロジェクトではともかく、すこしだけ試しにJavaScriptを書くようなケースでは機能しません。
- JavaScriptの先頭に
//@ts-check
を記載する//@ts-nocheck
のほうは上の設定をしたVSCodeでは機能します
- ファイル
tsconfig.json
またはjsconfig.json
をプロジェクトに作成して設定する
以上、なにかのお役に立ちましたら幸いです。