――自分なりのやりかたで抗うために。
シリアスにいくことにしました。これからは。
粗雑なラベリングによる藁人形論法にも神輿に乗った愚か者を闇雲に支える輩にも退場を促してしかるべき時です。世界の本質が混沌だったとしてもその混沌の生み出す悲惨を許す理由にはなりません。いまこの時の苦難から目を背けることに何の意味があるのか。倫理を捨てた自覚さえなく他者を貶めて何を得ているのか。
事実を見据えること。望ましい在りかたに想いを巡らせること。巧拙に捉われずに提示すること。
他者の尊重を目指すこと。
ささやきとさして変わらぬ響きでしかないとしても、発し続けることにします。黙するよりも遥かにましであると疑わずに。