Artisan Collectionを魅力的に感じつついまだにWaveform 10にアップグレードせずWaveform 9を使い続けている私ですが、バグに遭遇するとやっぱりアップグレードすべきかと気持ちが傾きます……もっともあたらしいバージョンでバグが修正されているとはかぎらないわけですが。
というわけでひさしぶりのWaveform小ネタ集は誰かの役に立つやも知れぬと考えて私の把握しているWaveform 9のバグの話。
ボリュームオートメーションが正常に動作しない
これは確実に発生するわけではないのですが、ボリュームのオートメーションを設定するとボリュームがオートメーションの最後の値に固定されてしまうことがあります。トラックに設定してもクリップに設定しても同じ。私は(圧縮の効率が多少よくなるだろうとの判断で)余計なノイズをなくそうとよくクリップ終盤のボリュームを絞るのですが、このバグに見舞われると再生でもレンダリングでも出力なしになってしまいます。私の使いかたではたいした影響はありませんが、見舞われたらけっこうこまる人もいるのでは?
アクティベーション情報が失われる
こちらは操作すると確実に発生。起動をアプリケーションの実行ファイルを選択して行うのではなく最近使ったファイルの一覧から選択したり関連付けられたファイルを選択するなどして行うとアクティベーション情報が失われて再登録を要求されます。一度失われると戻らないのでアプリケーションの実行ファイルを選択して起動しても要求されます。この挙動を把握するまで何回アクティベートしたことか……同一デバイスであれば何度再登録しても文句を言われないところが不幸中の幸いと言えましょうか。マルチOS対応でこまかいところまで気がまわっていなかったんでしょうが、これからはこまかいところにも気を遣ってほしいところ。
というわけでWaveform小ネタ集バグ編でした。バグ編その2はないといいなあ。