気まぐれメモランダム / でたらめフィードバック

2015年の投稿

2015年よく再生された曲は?(SoundCloud篇)

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今年も残りわずか。年末恒例、ここで 2015 年にSoundCloudでよく再生された私の曲を振りかえってみましょう。第 5 位は「駅へ / 駅から」。いまさらですが、祝石巻線全線開通。第 4 位は"Light shimmering in the forest"。第 3 位は「迷夢」。第 2 位は"Life Painful"。総再生回数でも第 5 位に食いこみました。無限ループで聴きましょう。そして第 1 位は"Indian Summer"。総再生回数でも第 2 位、第 1 位も視野に入ってまいりました。そんなわけで今年はインスト 2 曲に歌もの 3 曲、バランスが取れた……かな? たくさん再生されましたが、全部…
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普段使わない音色を使おうシリーズの逆襲 - M01D"Machine Age Dream"

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……と言いますか、今回はネタと言いますか。一年の締めくくりとかまったく考えておりません。Machine Age Dream(Processing sound visualization study)思いついたベースのパターンにあう音色が DW-BASS というやつだったので、いままで使いどころのなかった DDM110Kit を組みあわせて、1980 年代、安くなってきたリズムマシンとシンセをシーケンサーで組みあわせて鳴らすのがうれしくてしかたない、というあたりをイメージしてみたわけです。これまでの最速 BPM192 もベロシティの調整を一切行っていないのもそこからの選択、途中で音色が M1+S3 に変わるのはすこし下った時代をイメージして。……などと解説するのも野暮という感じですわな。ダサさを笑っていただければ幸いです。…
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Afterlight (残照) [Remix] is now on available!

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iTunes Store 他で好評配信中(<-超希望的観測)の「残照」(リンクはSoundCloud)、なんとKatsuhiro Nagasawa氏によるリミックスバージョンの登場です!……いや、こちらからお願いしたんですけどね。だいぶん曲もたまってきたのでそろそろ次のアルバムイメージのことを考えようかと思っているのですが、自作だけだと代わり映えしないので、他の人の手の入ったものを入れられないか、と思ったのがことのはじまり。打診してみたところご快諾いただきまして、こうして晴れて公開の運びとなりました。感謝感謝。選曲もご自身によるものです。オリジナルではなるべく現実的にならないよう、抽象的・幻想的という線を狙ったわけですが、リミックスバージョンは翳りを帯びた大人の雰囲気に。ぜんぜん指向が違っている点もたいへん興味深いです。…
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過ちや愚かさが - GUMI+M01D「(束の間の)休息」

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溶けて流れ着くような水辺はあるでしょうか……(束の間の)休息(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4)これは完成するまでなんだかずいぶん時間がかかった作品で、M01D のファイル管理上は"Unfocused Illusion"の次にメモを残していて、その後ほったらかしにしていたもの。手を加えようと思ったら"Indian Summer"になったり、そこからさらに「駅へ / 駅から」が出来たり、といろいろ展開はありましたが、肝心の元ネタは手つかず。いいかげんなんとかしないとと最近になって本格的に手を入れはじめたわけですが、それからもけっこうだらだらとかかってしまいました。なんか自分ではわからない理由があったのかなあ。理想を言えばコンガとアコースティックギターの弾き語りだけで構成したかったところなのですが、M01D で鳴らすコンガやアコースティックギターはそれだけだと残念ながら説得力にいちじるしく欠ける音で、しかたがないのでハープにしたりいろいろ音を入れたりで持たせることに。アレンジ能力がいちじるしく欠けるからだというのは内緒です。…
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レビュー: THE BEATNIKS『THE BEATNIKS 19812001』

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高橋幸宏と鈴木慶一によるバンド、THE BEATNIKSの、オリジナルアルバム三枚と未DVD化映像のボックスセットが登場しました。VISUAL -映像- | PONY CANYON ポニーキャニオン - THE BEATNIKS 19812001:DVD二人が設立、『EXITENTIAIST A GO GO -ビートで行こう-』発表の場ともなったT・E・N・Tレーベル30周年記念ということなのですが、残りの二枚は違うレーベルで発表されて関係ないわけで、やや唐突な感は否めません。しかし全アルバムリマスタリングは朗報で、特にファーストアルバム『EXITENTIALISM 出口主義』は再発さえなかなかかからずリマスタリングもはじめて。これは入手する貴重な機会です。というわけで、アルバムはすべて持っているのですが、買わないわけにはいきません。まあ一枚二千五百円と考えればそれほど高いというわけでも……洋楽だと十枚くらい入ってそうですけど………
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ここらで歌ものをひとつ - GUMI+M01D「密やかな欲望」

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しばらくインストが続いたので……と思ったのですが、日付たしかめたら二ヶ月ぶりでした。発想はインスト寄りなので、歌ものとも言いがたいかも。密やかな欲望(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)ベースパターンを最初の C パートくらいまで組みあげたところで他のパートを乗せていった感じです。ギターのフレーズが固まったところで話はもう決まったようなものですが、気がついてみたら和音を鳴らしているパートがひとつもないという……音色の選択が例によって例のごとしという感じなのですが、M01D の GUITAR/MALLET EX バンク 007 ChorusGtr はリリースを長くすると独特の効果が出るとはじめて気づきまして、10 くらいまで伸ばしてあります。完成形になったら目立ちませんでしたけど。…
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三拍子のファンクっぽいベースラインは…… - M01D"Phase Transition"

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はたしてめずらしいのでしょうかそうでもないのでしょうか。Phase Transition(Processing sound visualization study)これもベースラインから思いついた曲。はじめはすべての拍の表にバスドラを置いてハンドクラップをあわせたダンスミュージック系で構想したのですが、右チャンネルの単音ギターを思いついてしまったので途中でハードなファンク系に方針転換。結果的に音色等もあわせてLife Painfulの続編みたいな感じになりました。あそこまでシンプルじゃないですけど。最近シンプルなベースラインの繰り返しで押し切るパターンが多いかなあ。もうちょっとバリエーションも考えないと(<-とりあえず殊勝なことを口にしてみた)動画はベジェ曲線のスタディ。1280x720 のリアルタイム生成イメージはもっと鮮明でけっこうやったぜ!という感じなのですが、残念ながら非力なマシンではそのままでは動画にできず、縦横三分の二にしたものをあらためて拡大しています。ぼけてしまっているのはそのため。あまりおおきなサイズで見ないでいただければ………
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もし古き良きへたくそコンボバンドがYMOのライディーンをカバーしたら

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……というコンセプトを KORG M01D で実践してみたら。Cover - Rydeen(Unskilled combo band ver.)……えーとですね。きっかけは YouTube で福島県立いわき総合高校吹奏楽部の演奏を耳にしたこと。吹奏楽アレンジなるものの存在を知って(『響け!ユーフォニアム』の影響はありません、たぶん)、これならコンボ編成によるダサいカバーもありなんじゃないの?と思ってしまったわけです。それを実践してしまうあたりが私のろくでもないところ。ダサいカバーなので三連符はどこかに消えて、ピアノも楽してばかりいます。しかしDance All Nightにくらべれば遥かに原曲に忠実。ほんとですって。まあ来るべき世界には勝てませんけど。動画は、Processing でビジュアライズするのもなんなので、ありもの徹底活用で次の書籍の素材をつなぎあわせました。…
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原点回帰の試み、か? - M01D"Sudden Sunshine"

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たまり続けるフレーズの断片の中からひとつ引っぱりだしてきてかたちにしてみました。Sudden Sunshine(Processing sound visualization study)リズムとクラビネット入れたあたりで放置していたのですが、ピアノのフレーズを思いついたことで進展。あんまり展開するかたちでもないよなあ、ということで要素出し入れ系で落ち着かせることに。DS-10 でよくやったやりかたですね……そこ、ありきたりだとか言わないように。本人もよくわかっているんですから。動画は、ネタ切れという感じでもうありもでもいいかという気もしたのですが、ちょっと試してみたネタが思いがけずいい感じになったのでそれで。しかしマンネリ気味なのはたしかなので、すこしあたらしい情報を仕入れたいところです。(これまでの作品は「…
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すこしでも明日につながる歌に - GUMI+M01D「駅へ / 駅から」

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なってればいいな、と願って。駅へ / 駅から(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)目覚め前、まどろんでいるときに浮かんだメロディをなんとか忘れずに書き留めてベースにしたのですが、できあがってみたらメロディから構成から音色の選択から言葉から手癖の塊みたいになりました。ふん、手癖で何が悪い(<-開き直るな)。でもさすがに次の歌ものはちょっと展開を考えよう……動画は例によってキャラミんStudioで生成してHitFilm 3 Expressで編集したもの。カメラワークのスタディのつもりだったのですが、なかなかうまくいきません。動画のほうは到達したいイメージが強くあるわけではなく、操作の中で落としどころを見つけていくみたいな感じで作るので、なんとなくこれでいいかというところで落ちついちゃうんですよねえ。もっとイメージを豊かにしないとなあ。…
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誰の人生にも多かれ少なかれ痛みは満ちていると - M01D"Life Painful"

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そう言えるのかもしれませんが。Life Painful(Processing sound visualization study)最初にベースのフレーズを思いつきまして、これは展開させずに押し切るべしと全体を構想。ギター以外のほとんどのパートを入れた一小節のパターンを作ったところでしばらく寝かせ、ディストーションギターとフィードバックギターで左右をふさいでほぼ完成、という感じでした。今回は3DSからの直録りそのままでリバーブを追加せず、音声ファイル版は普段入れている前後の無音部分も入れていません。これはリピートで無限に続けられるようにするためです。もう精神的に辛いときにずーっと聴いていたい気分です。動画はCulvertで試した六角形をさらに回転させたもの。もうすこし要素を増やしたりもしてみたのですが、うるさくなるだけの気もしたので結果的にわりにシンプルにまとめました。よく見ていると中央付近に見慣れない図形が登場したりするのでくりかえし見るのもおすすめです。…
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GUMI+M01D musics are in store now again

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今年も株式会社インターネットのレーベルVOCALOTRACKSが配信楽曲の募集を行いまして。http://vocalotracks.ssw.co.jp/contest/megpoid_2015/昨年は制約なしだったのですが、今年は三曲まで。まあそりゃそうですわな。せっかくなので今年も応募して、無事三曲配信されることになりました。ラインナップは次のとおり:兆しのほとり残照呼ぶ声を、いまこれで昨年とあわせて六曲配信。ストアの詳細等については積みあげワークスをご覧ください。Apple MusicAWALINE MUSICでの配信もそのうちたしかめたいなあと思いつつ、まだ手をつけておりません……いずれもどこかでフリーで聴けるものですのでこちらをごらんいただいた方に買っていただくには及びません。まあ売ってるところを遠目にでもながめていただければ幸いです。…
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World as a database of my music

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bandcampの統計情報を見ていたらある日突然アクセスが増えまして、と言っても5が50になったとかその程度の話なのですが、なにかと思ったらどなたかがVocaDBというWebサイトに登録してくださったのでした。Sad Juno - Vocaloid Database「音楽プロデューサー」だそうで。ほほう。そのデータはMikuDBにも転載されまして、そちらではいくつか高評価をいただいたりもしました。わーい。Sad Juno - Miku Databasebandcampへのアクセスはこちらからのほうが多いですね。興味深いところですさてそれとは別に気がついたらLast.fmにもページができてました。…
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夏の名残りの幻を - GUMI+M01D"Indian Summer"

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追いかけているような想いをすることが、誰にでもあるものだろうかなどと思いつつ。Indian Summer(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)以前書き留めておいたメロディの断片を引っぱりだしてきてあれこれいじくりまわしてかたちにしたのですが、気がついたらだいぶ違ったものになっていて使ってない断片がまた残ることに。まあまたそちらはそのうち手を入れることにします。おっと、こちらの作品自体についてもコメントしなければ。とは言うものの手癖で作っている感が強くあまり話すことはなかったり。前作はあたらしいことに挑戦した感がありますが、メロディ主導で発想するとベースがきっちりと対応して固まるのでなかなか違うかたちにならないんですよねえ。構成がシンプルで曲が短いのがとりえ、構成を除けば「…
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採用事例報告(2015年6月版)

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ふと思いたってYouTubeVimeoでサイト内検索してみたらいままで気づかなかった採用事例を確認。ありがたいことです。これまでより多めなので埋め込みは省略します。あしからず。

Satellite Locus / 廻る夜明けに

The Price of Organicby7Subtleon YouTube

Satellite Locus

Stik Pavilion | Half-Dome Model Simulation and ConstructionbyObuchi Lab at UnivTokyoon Vimeo

廻る夜明けに

Studio Nisula "Product" - Sarabystudionisula
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Tribute to MUTE BEAT and "STALIN" - M01D"Culvert"

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さてタイトルのように聴こえますでしょうか。Culvert(Processing sound visualization study)思いついたベースパターンをしばらく頭の中で繰りかえしていたらメロディが乗っかり、そのメロディがトランペットにするしかないという感じだったのでミュート・ビートをイメージモデルにして全体を構成してみました。私にとってトランペットと言えばミュート・ビートですから。M01Dの音色じゃしょぼくなるだろうなあと思っていたのですが、ダブっぽく深めにリバーブをかけたら聴けるようになりました。最初と最後のディレイはミックスでの操作です。しかし振りかえってみると楽曲的には三原重夫さん渾身の一枚である『STALIN』のほうにより影響を受けているようにも思います。「見せたくない」とのベースの類似という表面的な側面もありますが、より本質的にはコードシンボルに頼らない作品作りという点において。「…
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採用事例報告(2015年5月版)

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ありがたいことに拙作はあいかわらず主にSoundCloud経由でいろいろなかたちで使っていただいております。ときどきWebを検索をして採用事例を探すのですが、次のニュースを見つけたときは見出しが見出しなのでちょっと複雑な想いになりました。Germany's Anti-Islam Protests See Record Turnout"Frozen Shore"が使われています。一方こちらは安心して見られます。Yanika717's"兆しのほとり"が使われてます。その他の事例につきましては「積みあげワークス」をご覧ください。
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ベタなタイトルに挑戦、のはずが - M01D"Light shimmering in the forest"

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なかなかそううまくはいかなくてですね。ベタなタイトルのほうが受ける、と某氏にアドバイスをいただいたのですが。Light shimmering in the forest(Processing sound visualization study)私の記憶にまちがいがなければ基本のパターンは一度はM01Dにメモしておきながら上書きで消してしまったもの。ふたたび思いだしたということはそれなりに印象に残っていたということなのでしょう。音色のチョイスは手癖なので、SEを入れてすこし目先を変えてみたりしたつもり。五月の連休に菊地成孔+大谷能生『憂鬱と官能を教えた学校』を読みまして、その影響で半音使いもちょっとだけ試みたりしてます。本のほうはおもしろく読んだだけなので理屈は一切身についていませんが(<-いばるな)、いわゆるコード進行に縛られないやりかたにも理はあると納得できたのは収穫でした。いや、私のやっていることはでたらめですけどね。…
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"Unfocused Illusion" is out now

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インストの曲もずいぶんたまってきたのでアーカイブ化の意味も込めてアルバムイメージを作成しました。なんと五枚目ですって。Unfocused Illusion by Sad Juno音源の違いにどう対応するかが課題だったのですが、バーチャルアナログシンセ作品を最初にまとめ、SONAR作品とiKaossilator作品をあいだにはさみ、残りはM01D作品、と音源別に整理することで乗り切りました。まあ曲調的にもこんな感じかなあ、と。本作唯一のKORG DS-10 PLUS作品、Twisted Trackerはあらためて聴きなおしたところもうちょっとなんとかできそうな気がしたのでミックスをやり直して録音しなおしました。旧版よりましに聴こえたらおなぐさみ。まあ比較する人もいないでしょうけど。…
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ディレイニー「エンパイア・スター」邦訳版変遷概要

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2014年末に国書刊行会から刊行されたサミュエル・レイ・ディレイニー『ドリフトグラス』はディレイニーの中短編をほぼ網羅した(残念ながら「ベータ2のバラッド」が未収)ファン待望の一冊。長らく入手困難だった諸作が手に入るようになっただけでも喜ばしいかぎりですが、目玉はなんと言っても酒井昭伸氏の手による「エンパイア・スター」新訳版収録です。「エンパイア・スター」の邦訳はこれで三度目。最初の邦訳は米村秀雄氏、こちらはサンリオ文庫より単独で刊行。二度目は岡部宏之氏によるもので、こちらは早川書房海外SFノヴェルズの『プリズマティカ』に含まれました。それぞれで単なる訳者の違いにとどまらない差異があるので、ここで簡単にその違いを追ってみましょう。…
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K-521さらにその後

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音楽リスニング環境更新でお知らせし、K-521その後でその後に触れたケンウッドのK-521。以後何事もなく、時計をあわせたりあわせなかったりしながら使ってきましたが、今月になって再生中突然スタンバイ状態に戻る障害が表面化しました。五年過ぎたところでこの現象……以前使ったケンウッド製品も耐久性に難ありだったので驚きはありませんが、しかし耐久消費財としてもうすこし頑丈であってもよいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか皆様。CD再生系がいかれたのであれば経年劣化であることが明白なのでまだ納得できますが、突然スタンバイ状態になるという現象もどうやったら発生するのかわかりません……しょうがないのでただいま後継機を検討中なのですが、現時点での要求をもっとも満たすのがまたしてもケンウッド製品なので微妙な気分になっています……いや、JVCケンウッドになったからすこしはましになっているか……?…
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短気な音楽……? - GUMI+M01D"Ghost of the Ideal"

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出来上がってみたらえらく短い曲になりました。Ghost of the Ideal(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)イントロのフレーズとベースのパターン、リズムの間が空くところを最初に思いつきまして、ベースのパターンからこれは中期YMOの影響を表に出そうと生音系排除で音色をチョイス(ドラムはDDD-1)。デジタルリバーブ使用もその時点で確定。アレンジは当初難航したのですが、途中でO.T.T.という言葉が脳裡をよぎり十六分音符を基本にしたらどかどかと進みました。すごーくひさしぶりにカオスパッドでフレーズを作ったりして。構成は行くとこまで行ってしまえという感じ。メロディは後付けで、比較的抑揚が少ないのでMegpoidに歌ってもらいました。普段はブレスの位置を気にしたりするのですが、今回はなにしろO.T.T.なので機械的に聴こえたほうがいいと一切考慮せず。それでもあんがい機械的には聴こえないものですね……歌えって言われたら泣きますけど。歌詞が聞き取りにくいとしたらそれも若干は意図的なものです。…
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Processing 3D study based on boids...? - iKaossilator"Vigilance Activities"

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ときどきお送りしているProcessing 3D Study 。今回はBoidsを試すつもりではじめて、最後にはなぜかこんなことに。Vigilance Activities(Processing sound visualization study)菊池先生のツイートでBoidsのことを思いだし、Webで検索したら実装サンプルが見つかったので手を出してみたわけです。主に参考にしたのは次:JavaScript, HTML5で『群れ』をシミュレーションするレシピ (ボイド)Unity で簡単な Boids の群れモデルを実現するしかし音楽にあわせて手を入れていくあいだにBoidsの面影は徐々に薄れ、結局そう言っても気づかれないようなものに。まあそういうこともあるさ。これまでとは傾向の違うビジュアライザーになったのでよしとしましょう。…
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VOCALOTRACKSの配信先は?(2015年3月版)

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ときどきたしかめているVOCALOTRACKSの配信先。過去のエントリはこちらになります:VOCALOTRACKSの配信先は?(2014年10月版)VOCALOTRACKSの配信先は?(2014年11月版)しばらくお知らせをさぼっているあいだにも配信先は増えています。しかしだんだんあやしいものが含まれてきたような……まずは日本のサービス、music.jpSad Junoの新曲・シングル・アルバム・ムービー(PV)の音楽ダウンロード、音楽ランキングなら「music.jp」日本ではサービス開始の気配がうかがえないSpotifyの痕跡も確認。はたして聴かれたことはあるのでしょうか。Spotify Web Player - Sad Juno
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「おやすみなさい」 - GUMI+M01D「迷夢」

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よい明日の訪れを願って。迷夢(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)つるっと出てきたAメロと言葉を元に全体を構成してかたちにしました。なかなか決まらないなあと思いながら作業していたのですが、結局使い慣れた音色をあてはめていったら整ったという……。途中いろいろ試行錯誤したものの、最終的には音数の少ない状態に落ち着きました。ちなみにイントロは最後。タイトルは、思いついたときは造語だと思ったのですが、調べたら辞書に載ってました……とほほ。ぎりぎりになってSONAR X3 Essentialを買ったおかげで新SONARへのフリーアップグレードの案内が来たのですが、作っている最中だったので今回はX3 Essentialのままです。コンプレッサーはsonitus:fxのほうがわかりやすくていいですね。逆にテンポに同期したディレイはTempo Delayのほうがお手軽。…
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まっすぐに、あなたの元へと - GUMI+M01D"Straight to your heart"

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届くといいと願いながら、四年目を間近に控えた日に。Straight to your heart(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)……スティングの"Straight to my heart"という曲のことを考えていたらつるっと出てきたフレーズを元にまとめたものです。その時点で長くなる素材ではないと判断し、シンプルになる方向でいろいろ検討。結果これまでの作品と似た感じになったかもしれませんけどまあいいじゃないですか、普段使わない音色も使ったりしましたし。言葉をタイプするまで日本語のVOCALOIDだと英語の"R"が発音できないことを忘れていたのは秘密です。今回からDAWはSONAR X3 Essentialです。バンドル版でありながら長いあいだ役に立ってくれたX1 LEへの感謝とサブスクリプション制移行への不安とレジストレーション期限に追いたてられたのとがないまぜになって購入しました。その後発表されたSONAR Artistのアップグレード価格より高くつきましたがいいのです気にしません。見やすくなった画面が好印象ですが、複数トラックの複数クリップをドラッグ&ドロップしたときに見た目が乱れたりしてなんだかなあという感も。…
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Stereo sound visualizer using Processing 1.5

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Slanted Spiral Staircase”や“Unfocused Illusion”、“Frozen Shore”の動画作成に用いたProcessingのコードを整理してGitHubで公開してみました。StereoSoundVisualizer業務のプログラミングだともっとがちがちなコードを書くのですが、Processingを好んで使う層にはわかりやすさを優先したほうがよい気がしたので割とベタに書いてます。むずかしいことや複雑なことはやっていないので読めばわかるコードを書いた、つもり。Settingsと書いたあたりをいろいろ変えて試していただければだいたい様子はわかると思います。どなたかの役にたてばいいなと考えての公開ですが、はたしてそのようなことはあるでしょうか。そのうち自分でもさらに手を入れるつもりです。…
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Processing 3D Studyふたたび - M01D"Frozen Shore"を素材に

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これはいままででいちばんでは?Frozen Shore(Processing sound visualization study)汎用化しようと思って“Unfocused Illusion”のコードをいろいろ手直ししている際にcurveTightnessメソッドの存在を知り、周期的に変動させることで線に変化を加え、さらに描画の基準となる点の周囲に二重の円を追加。加えて背景を白にすることでイメージを一新しました。結果“Unfocused Illusion”よりも思わぬ動きが出てますますあやしい感じに。もちろん世にあまたあるビジュアライザーとは比較になりませんが、それでもひとつある水準は越したような気がします。音楽は動画作りをさぼっていた“Frozen Shore”。三拍子で遅いテンポというのも有効に働いている感じです。…
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My First iKaossilator Study with SONAR X1 LE(...?) - "Awaiting"

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そんなわけでiKaossilatorとSONAR X1 LEで習作を作ってみました……って、え? あれ?Awaiting(iKaossilator study with SONAR X1 LE)きっかけはKORG appさんのツイート。いつのまにかiKaossilatorにAbleton Liveプロジェクト書きだし機能が増えているではありませんか……いや、公開当時にも目にしていた情報かもしれませんけれども。当時はあまり興味を覚えなかったのですな。iKaossilatorはずいぶん前に入手していて単独での作品作りには初代Kaossilatorよりも優れていると思ったものですが、プリセットパターンや音色を確認するのがめんどうでほったらかしにしていました。しかし簡単にPCで取りあつかえるのであれば話は別、あたらしい展開があるかもしれない……今回はそう思いまして、Ableton Live 9 Liteを入手して(iKaossilatorユーザーなら無償)インストール、iKaossilatorでパターンを作って書きだし、Liveで取りこみ、までを試してみました。…
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普段使わない音色を使おうシリーズふたたび - M01D"Unfocused Illusion"

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M01Dの保存データをたしかめたところ断片しか記録していない時期を確認しまして、これではいかんということでその中のひとつをかたちにしてみました。インストです。Unfocused Illusion(Processing Study)リズム隊とDW-PianoとDW-Clavのコンビネーションで作ったパターンが元なので、結果としては普段使わない音色を使おうシリーズになってます(前作は“Initial Revelry”)。DW-PianoもDW-Clavも単音だときびしい印象ですが、ディレイをかけたらがらっと変わりました。全般的に手癖になりそうだったのでいままでにない展開を狙いましたが、うまくいったかはあいかわらず心もとない感じ……年末恒例のKORGソフトウェア半額キャンペーンに今年は負けて、…
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ひさしぶりにProcessing 3D Study - DS-10 PLUS"Slanted Spiral Staircase"を素材に

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ちょっとネタを思いついたのでProcessingでの3Dスタディを目的とした動画生成に挑戦してみました。3Dへの挑戦はなんとまだ二度目というていたらく。音楽は旧作“Slanted Spiral Staircase”。Slanted Spiral Staircase(Processing Study)複雑なことはやってなくて、再生音声を高速フーリエ変換してボリュームの平均(MinimのFFT#getAvg)を透明度に、もっともおおきいボリュームの周波数帯域インデックスを彩度にマッピングさせた球をZ軸のマイナス位置に生成、フレームごとに後方に消えるまでプラス方向に移動させてます。それだけだと単調なので、右チャンネルと左チャンネルをスクリーン中央を軸に対抗に配置させ、テンポにあわせた時計回りへの回転も付加。フレームレートを上げると螺旋を描く様子がよく見えてくるのですが、リアルタイム動画生成の処理の限界でこの動画は15fps。残念。スクリーンのサイズも16:9ではありますが生成時サイズは640x320で、動画編集の際に二倍に拡大してます。Processingだとこのへんが限界ですかねえ。まあいままででいちばんビジュアライザーっぽくなったような気がするのでよしとしますか。…
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2015年最初はストレートな歌もので - GUMI+M01D「兆しのほとり」

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2015年最初の作品はひさしぶりのストレートな歌ものです。兆しのほとり(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)この曲も完成させるまでにずいぶん時間がかかっていまして、イントロのベースとドラム(クローズドリムショット)のコンビネーションを思いついてしばらく放っておいて、ベースのフレーズで曲構成をあらかた固めてまたしばらく放っておいて、メロディを乗せてまた放っておいて、でようやく完成させたもの。放っておいたのはコード担当パートが思いつかなかったらで、左チャンネルのギターのフレーズが出てきたことでなんとかかたちになりました。右チャンネルのコーラスギターの入れかたがどっかで聴いたような気がするなんてことは思っても言ってはいけません。歌詞は高橋幸宏氏(作詞は…
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