YouTube投稿用にもうすこし動画を手軽に作れないかなあとぼんやりと考えていたところ、インターバルタイマーで撮影した写真をまとめたものをタイムラプスムービーと呼ぶという記事を雑誌で見かけまして、ちょっと試してみました。
手順としてはだいたいこんな感じ。
1) まず素材の写真を撮影しました。手持ちのリコーCAPLIO GX100がインターバルタイマー撮影可能だったので最短間隔の5秒で電池が切れるまで撮影。どれくらい撮影するか見当がつかなかったので写真のサイズは1280*960に設定。結果的には1704枚撮影しました。
モデルはnanoblockミニコレクションシリーズのシンセサイザー。
2) 次に写真をまとめて動画にしました。いろいろな方法があるようですが、私はもちろんProcessingでプログラムを書いてQuickTimeムービーを作成。動画につける予定の曲の長さと写真の枚数とを考えて、フレームレートは1/8(アニメーションで言うところの三コマ撮り)。
3) タイムラプスムービーとしてはこれで完成ですが、見てみると安定した天気の日に撮影したせいかあんまりおもしろくありません。すこしは動きをつけたほうがいいだろう、ということでWindows Liveムービーメーカーでエフェクトを設定(ポスタリゼーション / セピアトーン / エッジの検出)。ついでにタイトルも追加。
4) いよいよ完成、と思って通して見てみると音声が一瞬切れる箇所が。Windows Liveムービーメーカーのエフェクトは基本的には素材単位での設定になるので、ひとつのムービーに複数のエフェクトを設定するにはムービーを分割する必要があるのですが、その分割の箇所で音も切れます。無料で提供されるソフトの限界でしょうか。
5) しょうがないのでWindows Liveムービーメーカーからムービーを出力し、そのムービーを音声抜きでSONAR X1 LEにあらためて取りこみ、音声を付加して再出力。これでようやく完成。
……うーん、もっと簡単にできると思ったのですが、あんまり手軽じゃないなあ。あと被写体をもうちょっと考えたほうがいいですね。星とか月とか撮れればおもしろいかなあ。