VOCALOID3 Megpoid Whisper, GUMIさんです。
……やー、ちょっと魔が差しまして。
もともとはこれとは別に思いついたメロディに歌詞がつくんじゃないかとふと思ったのがきっかけでして、そしたら歌詞ができてしまったもので。しかし曲調が自分で歌うようなものではなくて、歌詞もそんな感じになったので、これは誰かかなにかに別のかたちで歌ってもらおう、と。そちらのほうはまたあらためてお聞かせしたいと思いますが、その前にちょっと試してみたのがこちらです。
曲自体はPajamas Partyのリズムの音をもう一度使いたくなって作ったものです。メロディの音程の取りかたがすこし自由になってきた……かもしれません。
(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)
さて、歌ってもらえるような知りあいがいるわけでもないので選択肢としては誰かではなくなにかが主になります。調べたかぎりでは次のような感じでしょうか。
VOCALOID以外はフリーです。正直コストをかけるのはどうかと思いフリーのものから試してみたのですが……
UTAUはGUIからコマンドラインプログラムを起動して再生データを作成するという力技で処理を実現していて、率直に言ってよくやるはと思ったものの、いらちな私には向きません。声もちょっとぴんときませんでしたし。
AquesToneはUTAUよりは取りあつかいやすかったのですが、自然とまでは言わないまでも不自然でなくするためにはけっこう手間をかけなければならない感じで、そこまでやってられないな、と。あとSONAR X1 LEとは相性が悪いのかいったん保存してから開くとホストを巻きこんで落ちまくってまともに使えない雰囲気でした。
というわけで残りの選択肢はVOCALOID。ネタで初音ミクという手もあったのですが、より自然に聞こえるというVOCALOID 3が発売されたあとで前のバージョンのソフトを購入するほどには思い入れを持ちえず、ゆうきまさみリスペクトの意も込めてMegpoidの中からいちばんフィットするものを選んでみました。
……あらためて書くとあらためてなにやってんだかっちゅー気になるなあ……
まあ元が取れたと思うまで歌わせてみることにします。そんなに歌ものを思いつくのかという問題はありますが。
なお買ってみたわかったのですが、歌声を編集するVOCALOID3 Editorはきわめて不安定です。いまどきめずらしいレベルで思わず笑っちゃうくらい。おかげでこまめにセーブする癖がつきましたが、そのくせバックアップファイルは作らないとう謎仕様なので後戻りはなかなかできません。音楽業界のアプリケーションに対する意識ってあんまり高くないんですかねえ。