Q: なにに?
A: 置き場所要注意のブツ。
テンポ落として女性ボーカルの歌いだしではじめるというアイディアをいつ思いついたかはもう判然としませんが、けっこう前であることはたしかです。まあ実現するあてもなくネタとして頭の片隅にしまっておいたわけですが、ボーカロイドなんてものに手を出したおかげでなんとかできなくもないようになったわけです、はい。
とはいえ耳コピーするような根性はありません。スコアが安く手に入ったらめっけもの、くらいの感じで楽器屋で探してみたら、なんとまあおあつらえ向きの曲単位のものがあるではありませんか。奥付によれば十年以上前の初版もの。よく残っていたものです。
というわけで時間を見つけてメロディと歌詞を打ちこんで、だらだらとすこしずつ進めて、ようやく完成に至りました。ああめんどくさかった。
最初はおもちゃっぽくチープな感じにしようと思っていたのですが(ベースとドラムにその名残か)、できあがってみるとあんまりそんな感じでもなくなりました。あんまり考えずにやってるからなあ。やっぱりもうちょっと軽くしても良かったかもしれません。まあそのあたりは聴く人に判断してもらうということで。
写真とイラストはさまざまなサイトからフリーで提供されているものを利用させていただきました。
あんまり普通の人には関係ない情報を付け加えると、ドラムは例によってDSK mini DRUMZ 2、ベースはSynthMakerのサンプルTB-303を利用。ベースはいやに音圧のある音でシンセベースとしては存在感抜群、たいへん気に入りましたがミックスがやりにくい面も。
あとSONAR X1 LEのほうの制限かもしれませんが、M1 Leは複数台利用ができないようで、違う音色を利用するのにいったんWAVにする手間をかけさせられたりしています。まあお金かけてないからこのへんの不便は仕方がありませんね。ただSONAR X1 LE標準の音だけだと好みに偏りがあって決まったものばっかり使いかねない様子になってきたので、ちょっと手を打ってバリエーションを増やしたほうがいいかなあとも思ったりする今日このごろです。