気まぐれメモランダム / でたらめフィードバック

lighttpdバージョンアップの落とし穴

公開: / 最終更新日:

ふと魔がさしてlighttpdのパッケージをアップデートしたら起動しなくなってあわてるはめにおちいりました。調べてみると原因は設定ファイルの構成が大幅に変更されたため。うーん、メジャーバージョンアップでもないのにそんなことしないでほしいなあ。
 ちなみにどんなふうに変更されたかといいますと……

  • 変数定義が増えた。(たぶんこのせいで古いバージョンの設定ファイルでは起動しなくなった)
  • lighttpd.confひとつだった設定ファイルが複数に分割された。たとえばモジュール読みこみ設定はmodules.confで指定するようになった。
  • FastCGIの設定をconf.d/fastcgi.confで指定するようになった。

このあたりの設定の見直しと、あとCentOS固有の次の変更を行うことでなんとか復帰しました。

  • conf.d/fastcgi.confの"socket"の指定をsocket_dir + "/php-fastcgi-[0-9].socket"から"/tmp/php-fastcgi-[0-9].socket"に。(これは本当はsocket_dirの設定を正しく行ったほうがいいのかも)
  • conf.d/fastcgi.confの"bin-path"の指定をserver_root + "/cgi-bin/php5"から"/usr/bin/php-cgi"に。

日本語のlighttpdの情報はあたらしい設定ファイルに追従していないものが多いようなのでメモしてみました。参考になれば幸いです。

関連コンテンツ

Pick up work

最近のエントリ

アーカイブ

ブログ情報