Processingの標準開発環境(sketchbookと言うそうな)はコンパクトながら構文の色分け表示など必要最小限の機能は備えていてそんなに悪くはないのですが、いかんせん近頃の至れり尽くせりの統合開発環境になれた身にはちょっと厳しいものがあります。またコードの共有が原則的には考慮されていない点もオブジェクト指向屋としてはマイナスポイント。というわけでEclipseでの開発環境を整備して前作のコードを整理しながらもう一本習作を作ってみました。
開発環境を整備するとは言っても基本的にはProcessingのJARファイルを外部ライブラリとしてがんがん追加するだけのことです。参照関係を最小にしようと思うと多少試行錯誤が必要ですが、普通の人は全部利用可能にしておけばよいのではないかと思います。
これ作るだけでけっこうライブラリ化できたので次の作品はもうすこし簡単にできるのではないかと思うのですが、肝心なのはアイディアですよねえ。思ったとおりのことができるようになるまではもっと精進しなければならなさそう……
ちなみに曲のほうもミックスをしなおしてあります。DS-10作品を公開しはじめた初期はヘッドフォンだけでミックスしていたので低音があきらかに不足しましてねえ。Current Floating Twilightに動画をつけたときはそこまで頭がまわりませんでしたが、あちらもそのうち修正するかも。
(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)