フルHDのブルーレイディスク視聴環境を整えてから早数ヶ月。これまでは手持ちのDVDで主に高橋幸宏氏を拝見していたわけですが、せっかくなのでブルーレイも見てみようと思いたちディスクを入手することにしました。
熟慮した結果、ものは『ブレードランナー ファイナルカット』に。いや、菊池誠氏も故伊藤計劃氏も絶賛していたもので、ディレクターズカットのDVDを持っているにもかかわらずその気になったわけです。で、わくわくしながら見はじめて――
期待は裏切られませんでした。
DVD版のDVDへの変換があまり良質ではなかったのではないかという疑いを差し引いても画質は段違い。ディティールがくっきりはっきり見えます。いや眼福眼福。一方音質も向上していますが、これは台詞とそれ以外との差がつきすぎて微妙なところかも。
ストーリーに関してはあらためて触れるまでもありますまい。物悲しい雰囲気に浸った週末でした。